別な雑報による、HIMARSで自動車用橋梁を狙った弾着痕の計測が印象的である。
直径20m内に7穴。
それはカタログ通りの精度だが、6個ではなく7個なのは何故?
しかも信管が瞬発でなかったらしく、爆発は第二層も貫通した後にずっと下で起きたような感じ。だから舗装面の穴を避ければ車両が通行できてしまう。
舗装は二層ともに鉄筋コンクリートのようだ。
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APの2022-7-20記事「Lightning strike kills US soldier at Army base in Georgia」。
ジョージア州東部、オーガスタ市に近い「フォート・ゴードン」陸軍基地を雷雲が通過し、落雷によって兵隊1人死亡、9人負傷。水曜日。
※ロイターによるとHuaweiの通信施設が米軍のミサイル射場の近くにあって、やっぱり電波を収集してシナ本土へ電送していたという。
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Mikayla Easley 記者による2022-7-20記事「Experimental Satellites Orbit Without Propulsion System」。
ボーイングの子会社である「ミレニアム・スペース・システムズ」社。小型衛星の専門屋。DARPAに対して、1個70kgの衛星を3機編隊で回す「レッド・アイ」を提案している。
国際宇宙ステーションからこれを放出する。ということは、危険防止上、ロケット燃料を含有することができない。ではどうするか。LEO軌道にはわずかだが「大気」が存在する。そこで、太陽電池パネルを「翼」として機能させ、衛星の間隔調節に使えると考えた。データを受け渡しするときにだけ、衛星と衛星を近寄せるのである。
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Josh Pennington and Wayne Chang 記者による2022-7-21記事「Russia reports nearly 40% rise in bankruptcy in first half of 2022」。
ロシアの経済開発省の報告。2022年の前半期、破産したロシア市民の数は、昨年同期とくらべて37.8%増えた。
12万1313人が破産宣告を受けた。うち、モスクワ市内は6000人。モスクワ郊外が5600人。
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Howard Altman 記者による2022-7-21記事「China’s Nuclear Powered Super Long-Range Torpedo Concept Fits Concerning Pattern」。
使い捨てのミニ原子炉を動力源にする、駛走距離6000浬の核魚雷を、中共は開発しているという。小型原子炉は駛走の途中で深海に投棄する。
これを潜水艦の魚雷発射管からスウォーム発射。1週間で太平洋を横断して、米本土の西海岸を襲撃できる。
ちなみに上海からサンフランシスコまでは6200浬ある。
このコンセプトは今月刊行の『無人水中システム』とかいう学会誌に載ったという。
搭載の原子炉は、30ノットを200時間維持できる。使い果たしたら、海中に投棄。
原子炉を切り捨てた魚雷は、残りの距離を、内臓電池で駛走し続ける。
原子炉は、8.8ポンド弱の低濃縮ウランを燃料に使い、1.4メガワットの熱を発生するものにするという。
その熱のうち6%を電力に変換する。このくらいに割り切ってしまえばコストをじゅうぶんに下げられる。
この魚雷は、発射直後には原子炉を臨界させない。発射後30分にして、臨界するようにする。それによってプラットフォームの潜水艦は安全である。
原子炉はたちまちに華氏600度の熱を生じ、魚雷は37ノットで巡航する。
400時間後に切り捨てられた原子炉は、連鎖反応を阻止するメカニズムにより、安全化されている。
※200時間と言ったり400時間と言ったり、ガサツな論文であることは察しがつく。
この原子炉とやらの正体はしかしRTGではないのかという疑いがある。アイソトープの核崩壊で発熱させるだけの、昔からあるものだ。じつはロシアがこのアイソトープ電池の強化版を巡航ミサイルに搭載しようとしていて、3年前に白海で空中爆発させて放射能がスウェーデンまで漂い、大騒ぎになったことがある。
※昨日公報した地元講演予定。日付と曜日がマッチしていないようなので、事前に必ず主催者にお問い合わせください。土曜の可能性が高いでしょう。新コロがまた流行しています。遠方の方はお控え願います。